XRPL（XRP Ledger / XRPレジャー）でNFTの新規格「XLS20」が2022年10月31日に実装されました。
XLS20は、XRPL上でNFT作成をより効率化するための規格です。
スマートコントラクトを使用せず簡単にNFTを発行できるのが特徴。
更に、NFT発行時にかかる手数料・ガス代が魅力的!! (0.000015XRP = 約¥0.001)

XRPコミュニティー有志の方が、より簡単にNFTをMintできる日本向けの[XRP Ledger NFT発行/売買プラットフォーム]を制作されました。
この記事は、そのWeb Appを使用してMintの流れを解説します。

[ XRP EASY NFT ]
制作者：きゅーQ さん (@_TeQu_) ※Twitte

日本向けのXRP Ledger NFT発行/売買プラットフォームをリリースしました！

手数料完全無料でご利用いただけます。(トランザクション手数料は除く)

ぜひXRP Ledgerを使ってみてください！！！https://t.co/18ZXERus0s

— きゅーQ (@_TeQu_) October 31, 2022

XRPLでNFTをMint (発行) する！

はじめに、XRPLでMintする全体像を把握しておきましょう。
特に、ETHやPolygonを使用するOpenSeaなどの他チェーンで既にNFTを発行されている方は、違いを確認しておくと混乱なく進めると思います。

Mintまでの流れ

上記が大まかな流れとなります。
特徴的なのが、認証にXRPウォレットAppの Xumm を使用すること。
このアプリはスマホ App (iOS/Android) ですので、スマホの使用が必須となります。

Xummのダウンロード

まずはじめに、新規の方は XRP ウォレットを入手する必要があります。

ウォレットとは XRP を保管しておくお財布。
XRPLでNFTをMintする場合、Xumm というXRP専用のウォレットAppを使用します。

スマホへ Xumm をインストール。
上記サイトから、iOS / Android 版 のダウンロードができます。

※詳しい使用方法などは、後日に別記事を掲載予定です

XRP ウォレットのアクティベート

Xumm のインストールが完了したら、Appのガイドに従って新規のXRPウォレットを作成します。
ウォレットの作成が済んだら、アクティベート (有効化) のための手数料をウォレットへ送信します。

※詳しい使用方法などは、後日に別記事を掲載予定です

XRP EASY NFTへアクセス

1 XRP EASY NFTへアクセスします。

プラットフォームへログイン

2 画面右上の [Login] ボタンをクリックします。

サインインの承認

3-A 画面にQRコードのモーダルウィンドウが表示されるので、XummでQRコードをスキャンします。
※スマホからは直接Xummが立ち上がるので 4 へ進む

3-B Xummを開き、画面「下段中央のアイコン」をタッチします。
3-C [QRコードのスキャン] をタッチ。3-A のQRコードをスキャンします。

4 次にXumm上で認証画面が表示されるので、4-A 4-B を確認します。
問題なければ 4-C [スライドして承認する] ボタンををスライドします。

Mintページへ

XRP EASY NFTへ戻り、MINTタブへ。

NFT情報の記入

Mintしたい画像をアップロード、必要情報を記入します。

※必要情報の詳細は、後日に別記事を掲載予定です

NFT Mintの承認

画面にQRコードのモーダルウィンドウが表示されるので、Xumm で QR コードをスキャンします。
※Xummで承認時に手数料が発生します (トランザクションフィー、新規の場合：NFTokenPage作成費 [2 XRP リザーブ] )

まとめ

特に迷うことなく NFT を Mint できたと思います！

ETH系のNFT Mint時の違いは

• ウォレット アクティベート費 (リザーブ) の発生
• NFT新規Mint時にNFTokenPage作成用費 (リザーブ) の発生

の2点ではないでしょうか。
何度も触れていますが、リザーブですので削除などでいずれは返還されるものです。

次回は、初回 Mint 時に発生する費用 (XRPウォレット 新規発行料・NFTokenPage・オファー時リザーブ……など)を詳しく解説します。